ウインウラカワ（2003年生、母ヤングチハル）

ウインウラカワ（2003年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝利＋地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアブクマポーロ（当時11歳）と交配したヤングチハルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣政治。戦績は、中央平地24戦0勝、地方51戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2010年の一般B3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田操から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月4日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた2戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場を作れず16着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

7月2日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた7戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

10月29日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピュアウインドに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインドサーベルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、石川の野菜はウマいで賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャイアンシスターに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウインドサーベル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中0週で迎えた13戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴィオレッタに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4歳（2007年）

1月4日、連闘で迎えた14戦目は、南天特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリームハマーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

4月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた15戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5月19日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた16戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

7月14日、中3週で迎えた18戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月28日、中3週で迎えた20戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

5歳（2008年）

1月27日、中9週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた23戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

6月29日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた28戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

9月28日、中6週で迎えた29戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

11月16日、中5週で迎えた31戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、森田隆文・宮崎仁美結婚記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた33戦目は、大崎上島産みかんカップ（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6歳（2009年）

1月4日、連闘で迎えた35戦目は、せんりょう特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（6戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた36戦目は、山桜特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（7戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アンドレアシェニエに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月26日、中1週で迎えた37戦目は、芝桜特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（8戦4勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコウヨウクリスタルを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた38戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、やえざくら特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キクノサンデーに3/4馬身交わされて2着となった。

5月24日、中1週で迎えた39戦目は、えんれいそう特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた40戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた45戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（10戦4勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクロックスターに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた46戦目は、ふよう特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた47戦目は、雁金草特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた48戦目は、金木犀特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた49戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、圭太君と育代さんの結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた50戦目は、りんどう特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた51戦目は、はまぎく特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（12戦5勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フェスティブドンに半馬身交わされて2着となった。

11月17日、中1週で迎えた52戦目は、サフラン特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（13戦5勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月29日、中1週で迎えた53戦目は、はぼたん特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた54戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた55戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（16戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7歳（2010年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた56戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた57戦目は、牛首紬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた58戦目は、輪島の朝市特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったブライティアアイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月25日、中1週で迎えた59戦目は、珠洲揚げ浜塩田特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた60戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた61戦目は、ラ・セゾン杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月4日、中1週で迎えた62戦目は、祝迫くみ子誕生日記念杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のクィーングラスをハナ差振り切って6勝目を挙げた。

7月12日、連闘で迎えた63戦目は、一般B3二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた64戦目は、一般B3二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部大地騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた65戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部大地騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた66戦目は、一般B3二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアルディラダを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

9月14日、中2週で迎えた67戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（17戦5勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた68戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（18戦5勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた69戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた70戦目は、一般B3二（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（19戦5勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた71戦目は、一般B3三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた72戦目は、芹川美穂子婚活がんばれ杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（20戦5勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた73戦目は、一般B3二（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（21戦5勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた74戦目は、一般B3二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた75戦目は、金沢旗源平特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。