マッドネスカズ（2019年生、母ゴールドウィング）

経歴

デビュー前

1歳のとき、木戸口牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、木戸口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会石井智によって330万円で落札された。

3歳（2022年）

3月25日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は455kg。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月22日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

9月30日、中5週で迎えた3戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタダケをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2023年）

1月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、みどりの日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた9戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月23日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したタカラライナーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

9月14日、中5週で迎えた12戦目は、サフラン賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニジトタルトに5馬身の差をつけて制した。

9月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小杉亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小杉亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

11月29日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小杉亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったゲンパチルミナスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、街路樹賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小杉亮騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5歳（2024年）

1月18日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2七八（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小杉亮騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小杉亮騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小杉亮騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた20戦目は、祝開園60周年よみうりランドバンデット賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小杉亮騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた21戦目は、新しく生まれ変わる船橋ケイバへようこそ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で小杉亮騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で小杉亮騎手（13戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリアルデグニティに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、富里特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で小杉亮騎手（14戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイジシューターを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

7月18日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、習志野市制施行70周年記念賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で小杉亮騎手（15戦3勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月26日、中5週で迎えた25戦目は、馬い!玉子はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で小杉亮騎手（16戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた26戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、飛行機見ながら露天風呂成田空港温泉空の湯（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1六七八ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小杉亮騎手（17戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6歳（2025年）

1月20日、中4週で迎えた30戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたカセノラオー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

2月10日、中2週で迎えた31戦目は、久留里賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小杉亮騎手（18戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマンオブグリットに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。