ダイタクオーシャン（1997年生、母ダイタクアルテミス）

ダイタクオーシャン（1997年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時10歳）と交配したダイタクアルテミスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月27日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマヤノアカデミーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた4戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4歳（2001年）

6月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月11日、中7週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月22日、中8週で馬体重を前走から36kg増やして迎えた10戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、えりも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた11戦目は、平賀特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から30kg減らして迎えた12戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシェイトウショウから2馬身半差の2着となった。

5歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、こいのぼり特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、当別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマクシミリアンに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた17戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、地平線の遠い鐘/ゆいこCD発売記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた18戦目は、馬論記念（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイチョウヒから2馬身半差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノウインダンスに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C5ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた25戦目は、かみのやま競馬応援記念 KNT國生杯（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアシュランスから1馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた27戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、東京競馬記者クラブ賞（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4ハ（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4ロ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4ハ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、一般C1ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。