マクシミリアン（1997年生、母ジェドゥーザムール）

マクシミリアン（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したジェドゥーザムールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方21戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1億円（250万×40口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

12月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたジェミードレス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2000年）

2月19日、中8週で迎えた3戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

7月1日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2001年）

6月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月15日、中9週で迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた13戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月6日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（門別ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアトミックベルからハナ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミサトチェリーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2002年）

4月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた17戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、こいのぼり特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノプレミアから1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、当別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイタクオーシャンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中9週で迎えた21戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、門別とねっこの湯特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライプフルーツからハナ差の2着に惜敗した。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1-1（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2003年）

4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバザラタイショウから半馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた30戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、浦河アエル特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のジョンオージをハナ差制して久方ぶりに白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた32戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた33戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、リゲル特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。