アスターホルン（2017年生、母Arania）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2020年）

1月5日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月14日、中5週で迎えた5戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイキラッシュに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

7月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラマホーホに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月16日、中9週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョウショーカードを別次元の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンスオブジオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の神無月ドリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた11戦目は、諸事情により退職を賞賛記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプリンセスダズリンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた12戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったターンテーブルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、カリフラワー賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシンボリジョークに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4歳（2021年）

1月2日、中2週で迎えた14戦目は、新春盃（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた15戦目は、センリョウ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパドクロアを3/4馬身差し切って順当に勝利した。

2月8日、中2週で迎えた16戦目は、こいぬ座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤聡一騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤聡一騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。