ペルビスワンダー（2014年生、母クリスコンフリクト）

ペルビスワンダー（2014年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「骨盤＋不思議な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時15歳）と交配したクリスコンフリクトが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、村田滋によって216万円で落札された。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月23日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず18着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた6戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月23日、中0週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、アルタイルキララにクビ差交わされて2着となった。

3歳（2017年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の杉浦瑞恵生誕75周年記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジェームスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はジェイケイロマンと並んで2着同着となった。

5月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のナイセンさん十周年おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三遊亭良楽落語家生活30周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた17戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた18戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた19戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた20戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた21戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。