ミスホーチミン（2006年生、母ミスイロンデル）

Miss Ho Chi Minh

2006.05.19

ミスホーチミン（2006年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時21歳）と交配したミスイロンデルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田 信作。戦績は、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳。

経歴

デビュー前

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2008年）

6月6日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は447kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで楽々と抜け出し、最後は2着のキヨノチャンプに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の敢闘精神でひたむきに粘り続けて、最後は2着のジョイフルミライに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦の世田谷区特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦2勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3歳（2009年）

2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S3のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦2勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。