マイネルフュルスト（2001年生、母アーリーステイジ）

マイネルフュルスト（2001年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋君主、王侯（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時13歳）と交配したアーリーステイジが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井ファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,100万円（11万×100口）で一口馬主が募集された。

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月13日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したブラックコンドルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月11日、中3週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のコスモトラベラーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2004年）

1月31日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り18着に敗れた。