キクノプロスパ（1998年生、母アサカジュネス）
Kikuno Prosper
1998.05.06
キクノプロスパ（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時24歳）と交配したアサカジュネスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星牧場。戦績は、中央平地22戦0勝2着2回、中央障害26戦1勝2着2回、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の障害3歳以上未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、北星牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、菊地五郎によって525万円で落札された。
境直行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
11月4日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。
11月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
3歳（2001年）
2月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったダンクに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
3月3日、中2週で迎えた4戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレットミーマックスにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。
3月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
8月11日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフォースワンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、千種川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベルモントティアラに6馬身の差をつけて優勝
9月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。
4歳（2002年）
4月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（5戦2勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた11戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた12戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
6月16日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。
7月27日、連闘で迎えた16戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
10月6日、中6週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（8戦2勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた19戦目は、名古屋チャレンジカップ マース賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウジンシンデレラに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
11月10日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の山科特別（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（9戦2勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた22戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。
5歳（2003年）
1月19日、中5週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
1月26日、連闘で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月23日、中3週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったディープインサイドから3/4馬身差の2着となった。
3月16日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。
3月29日、中1週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で小坂忠士騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。11着に敗れた。
10月12日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小坂忠士騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた29戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビリオネアから7馬身差の2着に敗北した。
11月8日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月14日、中2週で迎えた32戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（2004年）
1月18日、中4週で迎えた33戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
2月8日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月22日、中1週で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月2日、約7か月半の休養明けで迎えた36戦目は、3歳以上1000万下の箕面特別（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた37戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミダイヤに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
10月30日、中1週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月27日、中3週で迎えた39戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月11日、中1週で迎えた40戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月26日、中1週で迎えた41戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7歳（2005年）
5月14日、約4か月半の休養明けで迎えた42戦目は、4歳以上1000万下の高瀬川特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（13戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
6月18日、中4週で迎えた43戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（14戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた44戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 小雨）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月24日、中2週で迎えた45戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた46戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（15戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月25日、約4か月半の休養明けで迎えた47戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
8歳（2006年）
1月28日、中4週で迎えた48戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（16戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた49戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 曇）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月25日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた50戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた51戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。