メダルオブオナー（1996年生、母メリオンヒル）

メダルオブオナー（1996年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時4歳）と交配したメリオンヒルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の青葉城特別(一般C5)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

12月20日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた2戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

8月14日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた7戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドントアレストに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月8日、連闘で迎えた9戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウテイオーをクビ差制して2勝目を獲得した。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトワンダーに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

12月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳B3（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木義久騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったソブリンクリークから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

4月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C5ロ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木義久騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンダンサンゴから1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、一般C5（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木義久騎手（6戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木義久騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクプロミネンスから4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木義久騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンハーバーからハナ差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木義久騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリリーパヒュームから1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノプリティーに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスワローキングをハナ差制して制した。

8月13日、中2週で迎えた19戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスワローキングをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5歳（2001年）

5月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中6週で迎えた24戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンヤマトから1馬身差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。