カイテキコーボウ（1998年生、母マルスプリンセス）
Kaiteki Kobo
1998.04.26
カイテキコーボウ（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のマチカネタンホイザ（当時9歳）と交配したマルスプリンセスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年のフレッシュゴールド。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ファーミングヤナキタから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
塚田隆男厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（2000年）
7月17日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドヒルから半馬身差の2着に敗北した。
8月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスドリーマーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
3歳（2001年）
1月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテクノパールから半馬身差の2着に敗北した。
1月24日、中2週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。
7月5日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンマイスターから半馬身差の2着に敗北した。
7月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシーハイルに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。
8月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバルトークから1馬身半差の2着に敗北した。
9月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のネイティブクラウンに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。
10月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングツェーンに2馬身の差をつけて4勝目を収める
10月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミサキサンデーに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。
10月17日、連闘で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーグラスに3馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。
11月24日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（9戦5勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
12月24日、中3週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングシオンから3馬身差の2着に敗北した。
4歳（2002年）
1月30日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた19戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
7月9日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
12月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。
5歳（2003年）
1月7日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
1月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ハートワンに交わされて1馬身差の2着となった。
2月25日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
3月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニューフォーレルに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
3月31日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
5月14日、連闘で迎えた33戦目は、かに座特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
5月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
6月13日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
7月6日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1三四（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったノーザンヒカリに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
7月28日、中2週で迎えた37戦目は、つる座特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた38戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、みずがめ座特別（大井ダート1590m 内回り 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。