スプリングシオン（1997年生、母キョウエイスノー）

スプリングシオン（1997年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のデインヒル（当時11歳）と交配したキョウエイスノーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、中央平地25戦1勝2着1回、地方25戦14勝2着4回。2005年の福島テレビオープン(オープン)に勝利した他、2002年の東京記念(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月17日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2000年）

3月25日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月26日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4歳（2001年）

4月7日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキングマイハマに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、青葉特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルムービーに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアステーストに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月23日、中4週で迎えた9戦目は、ファイナルカップ（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラビバーチェに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、ルビー特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキラリヒカルに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月29日、中2週で迎えた11戦目は、アマリリス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた12戦目は、ひまわり特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村芳晃騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサゲイリーに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

9月24日、中3週で迎えた13戦目は、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村芳晃騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーヴォールに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月14日、中2週で迎えた14戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村芳晃騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライティアベールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月24日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカイテキコーボウに3馬身の差をつけて優勝

5歳（2002年）

2月1日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の白雪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のユーエムアスキーに2馬身の差をつけて制した。

2月27日、中3週で迎えた18戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月1日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のタカラブレンディーに1馬身半の差をつけて久々の実戦を制した。

7月20日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のドラマチックナイト賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハセノライオネスに3馬身の差をつけて優勝

8月23日、中4週で迎えた21戦目は、ブルーライト賞（大井ダート1790m 雨/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームサラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のアルビレオ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルスパルパドーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のスパーキングオータムチャレンジ（川崎ダート2000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカサイグローリアを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月6日、中3週で迎えた24戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったネームヴァリューに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったオンユアマークにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月18日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、ゴールデンイーストに半馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2003年）

3月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた27戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

4月9日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた30戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦2勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

6月29日、中4週で迎えた31戦目は、福島テレビオープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、伸びてきたハレルヤサンデー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた33戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7歳（2004年）

2月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた35戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた36戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた37戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

6月13日、中8週で迎えた38戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた39戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、巴賞（函館芝1800m 雨/重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた41戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

8歳（2005年）

1月15日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月20日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた43戦目は、岡部幸雄騎手引退記念（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた44戦目は、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた45戦目は、福島テレビオープン（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシベリアンホークを半馬身差し切って久々に美酒を浴びた。

7月24日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた47戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

9歳（2006年）

8月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた49戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

9月24日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた50戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。