ゴールデンイースト（1997年生、母バンキングアワーズ）

ゴールデンイースト（1997年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイブキマイカグラ（当時9歳）と交配したバンキングアワーズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、地方31戦15勝2着5回。2002年の埼玉新聞杯(地方重賞)に勝利した他、2003年のテレビ埼玉杯(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

三橋三吉厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2000年）

4月28日、デビュー戦は河津裕昭騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンダンディに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニントゥイークに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のガッチャンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月11日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の万両特別（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニントゥイークから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメリーベルに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月9日、中5週で迎えた7戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノサンライトに4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

4月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、春光特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズブリッジに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（7戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイプルベガに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月29日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、大船特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナモンスウィングからクビ差の2着に甘んじた。

12月31日、中4週で迎えた11戦目は、2001ラストラン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドライオンをハナ差制して8勝目を獲得した。

5歳（2002年）

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルヘッダーをクビ差制して9勝目を収める

3月13日、中5週で迎えた14戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（5戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーロットをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5月2日、中6週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のさつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノオアシスに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月5日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のスパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は森下博騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の佐々木竹見特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のラハンヌに2馬身半の差をつけて優勝

7月29日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のスパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、カコに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月18日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦の由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（9戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のイシノオアシスをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月18日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプリングシオンを次元の違う末脚で半馬身差し切って優勝

6歳（2003年）

1月29日、中5週で迎えた21戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で森下博騎手（11戦7勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月25日、中7週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の弥生特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るノムラテンメイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月7日、中5週で迎えた23戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（13戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったキングリファールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンの万緑特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（14戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったツインズジョーカーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8歳（2005年）

3月9日、約21か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（15戦8勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

9歳（2006年）

6月29日、約16か月の休み明けで迎えた26戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた28戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（16戦8勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた29戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのtvk賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月31日、中7週で迎えた31戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。