フォースレジェンド（1996年生、母レジナサンドラ）

フォースレジェンド（1996年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時9歳）と交配したレジナサンドラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

9月19日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4歳（2000年）

1月17日、中8週で迎えた5戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホーザンマークに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシブライトに半馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月21日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレーベンハートに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングシャーディーをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

4月16日、中4週で迎えた10戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月14日、中7週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた15戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた19戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島洋三騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた21戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトロビンソンに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

3月22日、連闘で迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルエターナルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月4日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートサンデーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナカトップタイトルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた28戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。