ヘイワンリーフ（1992年生、母サクラセイコー）

ヘイワンリーフ（1992年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のスズカコバン（当時12歳）と交配したサクラセイコーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は徳永春夫。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害3戦1勝2着1回、地方20戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の東京プリンセス賞。

経歴

デビュー前

伊藤利義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1994年）

6月30日、デビュー戦は野口睦三騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中7週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口睦三騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野口睦三騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウオペラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1995年）

1月18日、中2週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福寿草特別 2組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のエリカ特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノワンダーから2馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーブリーズに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦の関東オークス（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーブリーズに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

6月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバサイレントに半馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた16戦目は、ディセンバー特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1996年）

1月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた19戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、ベイサイドカップ（大井ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた20戦目は、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のマーメイドステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた22戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、BSNオープン（新潟芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月14日、中7週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のニューマーケットカップ（中山芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた24戦目は、秋野ステークス（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた25戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のカブトヤマ記念（新潟芝1800m 曇/稍重）に48kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、新潟日報賞（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデG3の福島記念（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田高宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた28戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5歳（1997年）

2月15日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーズガーデンから2馬身半差の2着となった。

3月9日、中2週で迎えた30戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた31戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリーゼンフロイデに約15馬身の大差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。