プレリュードノート（2018年生、母ビートゴーズオン）

プレリュードノート（2018年1月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「前奏、前奏曲+音、音符」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時17歳）と交配したビートゴーズオンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C31。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、亀岡和彦によって2,268万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2021年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

12月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C32（笠松ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハンデンキングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C31（笠松ダート800m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨアイチに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のディザネイションに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャインローリエを猛烈な末脚で半馬身差し切って断然の支持に応えた。

3月18日、中4週で迎えた11戦目は、日向水木賞（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のキャットリングをハナ差振り切って優勝

4月14日、中3週で迎えた12戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、花水木特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のセルクルクルミに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

6月2日、中2週で迎えた15戦目は、木曽三川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（9戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、焼岳賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（10戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（11戦5勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本剛志騎手（13戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のチュウワヴィグラスに1馬身の差をつけて制した。

12月12日、中6週で迎えた21戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、よみラン☆ジュエルミネーション2022（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた22戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、福寿草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた23戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、FunabashiJockeysFestival（Final2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中越琉世騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月7日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月17日、中0週で迎えた26戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のボーンインメイをアタマ差振り切って7勝目を手にした。

4月28日、中1週で迎えた27戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた28戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた29戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた30戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッツシンクを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って8勝目をゲットした。

7月4日、中2週で迎えた31戦目は、秋初月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた32戦目は、VAMOS!森田絃斗誕生記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、フクサンモードに交わされて1馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたペイシャラメント決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、トーセンキッドにハナ差交わされて2着となった。

8月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（6戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイツーリタスを3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

9月13日、中1週で迎えた36戦目は、日和田高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた37戦目は、仲秋特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた39戦目は、馬肥ゆる特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（10戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた40戦目は、イマージュ賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（11戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた41戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（12戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた42戦目は、B3組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森島貴之騎手（13戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。