アサケコウトクテン（1999年生、母コウトクテン）

アサケコウトクテン（1999年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時13歳）と交配したコウトクテンが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は能登一男。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月3日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

3歳（2002年）

3月10日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したアタゴパラダイスを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6月29日、中6週で迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したステラマリアにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピュアチャイムをクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月8日、中9週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（6戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月12日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（9戦1勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた18戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（10戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた20戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデットラインに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、河北潟特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた22戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた23戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、師走特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から35kg減らして迎えた24戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、歳末短距離特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2004年）

1月26日、中3週で迎えた25戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。