ゴールデンフェザント（1986年生、母Perfect Pigeon）

ゴールデンフェザント（1986年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のCaro（当時19歳）と交配したPerfect Pigeonが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦1勝、海外21戦6勝。1990年のアーリントンミリオン(米・G1)に勝利した他、1991年のジャパンカップ(G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

3歳（1989年）

4月14日、M.ロバーツ騎手を鞍上に据えて、8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のFair Prospect Iに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月9日、3歳G3のチェスターヴァーズ（イギリス・チェスター芝2473m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールドヴィックから2馬身半差の2着となった。

6月11日、A.クルーズ騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のリス賞（フランス・シャンティイ芝2400m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったHarvest Timeからハナ差の2着に惜敗した。

7月2日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でA.クルーズ騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシェリフズスターからアタマ差の2着となった。

9月17日、3歳G2のニエル賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でA.クルーズ騎手（2戦0勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のフレンチグローリーに1馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号を獲得した。

10月8日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でA.クルーズ騎手（3戦1勝）。19頭立ての8番人気で大外19番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（1990年）

9月2日、G.スティーヴンス騎手を鞍上に迎えて、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2012m）に出走。11頭立ての4番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のWith Approvalに1馬身半の差をつけてG1ホースの仲間入りを果たした。

5歳（1991年）

11月24日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でG.スティーヴンス騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマジックナイトに1馬身半の差をつけて最強馬の称号を勝ち取った。

6歳（1992年）

9月6日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2012m）に出走。鞍上は3戦連続でG.スティーヴンス騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番ゲートからスタート。3着に終わった。