コノミポールスター（1999年生、母ツギタテポールスタ）

コノミポールスター（1999年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のコノミテイオー（当時8歳）と交配したツギタテポールスタが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は木稲牧場。戦績は、地方31戦8勝2着6回。2001年のはがくれ賞(アラ系2歳)で2着に入った他、2002年のエメラルドカップ(アラ系3歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木稲安則から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2001年）

6月24日、デビュー戦は鶴田知久騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は413kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトシブルバードを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トシブルバードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズノウインディを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（3戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズノウインディに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鶴田知久騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイグレードボムに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月28日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハイグレードボムを半馬身振り切って4勝目を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアオキノホシに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月9日、中3週で迎えた10戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズノウインディを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた11戦目は、ユリカモメ特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3歳（2002年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、キジ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

2月18日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた14戦目は、メジロ特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、シジュウカラ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた16戦目は、うぐいす特設（佐賀ダート1750m 晴/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクリスタルライジンをアタマ差振り切って6勝目を奪取した。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、3歳オープンのエメラルドカップ（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワールドトップランに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中3週で迎えた18戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、シラサギ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、オオルリ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた22戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた23戦目は、ホオジロ特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた25戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4歳（2003年）

7月13日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた26戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユートスズランにクビ差交わされて2着となった。

8月15日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた27戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、大村湾特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた28戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（15戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌカゴゼンに5馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月4日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（16戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーバードダイヤに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中3週で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャンリュックに6馬身の差をつけて8勝目を手にした。