ハセノトライアン（1987年生、母シヤダイランジング）

ハセノトライアン（1987年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時15歳）と交配したシヤダイランジングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の戸塚記念。

経歴

デビュー前

出川巳代造厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1989年）

7月1日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は509kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパニッシュクインから2馬身半差の2着となった。

8月23日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクイーンフオンテンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、中6週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦の白菊賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーダツシユに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコツトキングからクビ差の2着に惜敗した。

12月1日、中3週で迎えた5戦目は、佐藤賢二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のローレル賞 1組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアウトランセイコーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランセイコーをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（1990年）

2月23日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1700m 雨/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエルザスキーに半馬身の差をつけて雨下の激闘を制した。

4月12日、中6週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクルーザーに3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンベレーザに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月5日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（9戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーデルジークから2馬身半差の2着に敗北した。

11月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1991年）

9月11日、約9か月半の休み明けで迎えた13戦目は、グランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（11戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンベレーザに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

10月10日、中3週で迎えた14戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1992年）

6月24日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた15戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（13戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中4週で迎えた16戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（14戦7勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月20日、中7週で迎えた17戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（15戦7勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

6歳（1993年）

7月12日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた18戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、中6週で迎えた19戦目は、アフターファイブ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。