シースプレンダー（1990年生、母シーエコー）

シースプレンダー（1990年6月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時16歳）と交配したシーエコーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、中央障害27戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

4月4日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワアリシバに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月6日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出口敏幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

12月25日、中5週で迎えた4戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月3日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンハンターから3馬身半差の2着となった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノゴーランから9馬身差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で嘉堂信雄騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は12戦連続で嘉堂信雄騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた17戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1995年）

7月1日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（15戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（16戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（17戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（18戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（19戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で嘉堂信雄騎手（20戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で嘉堂信雄騎手（21戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーロードに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で嘉堂信雄騎手（22戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1996年）

1月14日、中3週で迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は12戦連続で嘉堂信雄騎手（23戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた30戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は13戦連続で嘉堂信雄騎手（24戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。