ケイコモアー（2001年生、母サンデイリッチ）

ケイコモアー（2001年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋より多くの」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時11歳）と交配したサンデイリッチが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月21日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

7月27日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中央条件交流牡丹特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月12日、中6週で迎えた3戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後はフォーリングレイスと並んで2着同着となった。

10月2日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で南田雅昭騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南田雅昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。