ウエスタンフィーバ（1995年生、母ウエスタンアップル）

ウエスタンフィーバ（1995年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオールフォゴットン（当時10歳）と交配したウエスタンアップルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北西牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方37戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

8月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスプリングオーロラに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月2日、中5週で迎えた5戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3歳（1998年）

4月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のロビン賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のほうせんか賞（東京芝2000m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4歳（1999年）

2月27日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた13戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月14日、中8週で迎えた16戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のライカンハニーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、グローイングトロフィー（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーコウハに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライカンハニーに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

10月10日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンチキータに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサトヨフレンチオーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンチキータに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンチキータに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2000年）

4月17日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉優騎手（8戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉優騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファインナップに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で千葉優騎手（10戦8勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンスピリッツから1馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉優騎手（11戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で千葉優騎手（12戦8勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタザワエフィソスに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で千葉優騎手（13戦9勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のドラゴンスピリッツに1馬身3/4の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で千葉優騎手（14戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンジュデンユウキから半馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千葉優騎手（15戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた33戦目は、かみなづき賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で千葉優騎手（16戦10勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた34戦目は、さざんか賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で千葉優騎手（17戦10勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月23日、中0週で迎えた35戦目は、雪椿賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で千葉優騎手（18戦10勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた36戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は19戦連続で千葉優騎手（19戦10勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2001年）

1月2日、連闘で迎えた37戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は20戦連続で千葉優騎手（20戦10勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた38戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた39戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（21戦10勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた40戦目は、緑風賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（22戦10勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた41戦目は、岩手日報杯（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（23戦10勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた42戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（24戦10勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（25戦10勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイソニックに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた44戦目は、ねむの木賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（26戦11勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネサイジョオーから2馬身差の2着となった。

8月18日、中4週で迎えた45戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（27戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた46戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉優騎手（28戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートジャスパーから4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた47戦目は、秋嶺賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉優騎手（29戦11勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で千葉優騎手（30戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた49戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた50戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（31戦11勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた51戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（32戦11勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月31日、中7週で迎えた52戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（33戦11勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。