シンメイリゲル（2004年生、母レディーウインク）

シンメイリゲル（2004年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オリオン座のベータ星」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時16歳）と交配したレディーウインクが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害11戦2勝2着1回、地方2戦1勝。2009年の春麗ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月25日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月9日、中6週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るココマデオイデを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は北村友一騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4歳（2008年）

2月4日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、サンライズカップ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月16日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドールリヴィエールから1馬身3/4差の2位入線にしたが、その後4着に降着となった。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中6週で迎えた12戦目は、カタール賞（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は西谷誠騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイエールに9馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5歳（2009年）

1月5日、中7週で迎えた13戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中4週で迎えた14戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウヨウウェーブから2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマカツジェットに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月3日、中8週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西谷誠騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。