フロインフォッサル（2021年生、母ウィンクルム）

Hraunfossar

2021.03.05

フロインフォッサル（2021年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したウィンクルムが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。2024年の羽田盃(Jpn1)で3着に入った他、2024年の戸塚記念で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、社台ファームによって2,860万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2023年）

6月22日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバハマフレイバーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

デビュー前

1歳のとき、服部牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、社台ファームによって2,860万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

10月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の蝗賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレイヴアウトに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月8日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマクトにハナ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2024年）

1月10日、中5週で迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn3の雲取賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、5着に入り込んだ。

4月24日、中9週で迎えた7戦目は、3歳Jpn1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月5日、中5週で迎えた8戦目は、3歳Jpn1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、3歳オープンの戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったサントノーレに詰め切れず、6馬身差の2着となった。