シオジダイオー（1998年生、母エイリヨウヒカリ）

シオジダイオー（1998年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のメリーナイス（当時14歳）と交配したエイリヨウヒカリが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は寺島義典。戦績は、地方22戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系一般B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、寺島義典から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

南昭造厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2000年）

6月26日、デビュー戦は加藤和義騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

7月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

12月28日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トゥルーザエアーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルースペシャルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグレースパンサーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビショウザンにハナ差交わされて2着となった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミラクルダンサーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスーパーベルガーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

9月15日、中7週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミズホホーマを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を獲得した。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミハルを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って制した。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、コスモス賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（15戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパウエルタイフウに2馬身の差をつけて5勝目を収める

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、さざんか賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和義騎手（16戦5勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた19戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブルースペシャルをアタマ差振り切って6勝目を奪取した。

12月23日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズホスパーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアサヒステイタスをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。