スカルダイヤモンド（2015年生、母ステージヴァージン）

スカルダイヤモンド（2015年2月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ドクロ＋ダイヤモンド」。毛色は栗毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時11歳）と交配したステージヴァージンが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年のオニキス賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、KTレーシングによって3,132万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月2日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月23日、中8週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

3歳（2018年）

1月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。

1月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

4月8日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月20日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた9戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月6日、中6週で迎えた10戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のアーリーバードをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

12月9日、中6週で迎えた12戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4歳（2019年）

1月1日、中2週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ハッピーニューイヤー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた15戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアスカダイヤモンドにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた18戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ヨミに交わされて1馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、花吹雪賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた21戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、清流賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた24戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、小暑特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた25戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた26戦目は、レインボーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、ゆかたのまち盛岡賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた28戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた29戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた30戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた31戦目は、京都畜産特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田雄大騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた32戦目は、アロエ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田雄大騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた33戦目は、神河町カーミン特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田雄大騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた35戦目は、オッズパーク・大晦日杯（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田雄大騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2020年）

2月6日、中4週で迎えた36戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた37戦目は、沈丁花賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月10日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた39戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したファヴールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月24日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャイニーキャットに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウィンソルジャーに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月8日、中8週で迎えた43戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月29日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2020年8月31日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。