ダイワフェーム（2010年生、母ダイワパッション）

ダイワフェーム（2010年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋名声」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時9歳）と交配したダイワパッションが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田上徹。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方32戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

8月4日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。17頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったモオプナツヨシにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3歳（2013年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヴィラダイヤモンドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

6月23日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八丈島特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

10月20日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

4歳（2014年）

1月19日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月19日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

5歳（2015年）

2月1日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

5月2日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦1勝）。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

8月16日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、こいこい祭特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月29日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、一般B1-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のデンカノホウトウを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、河北潟ふれあいフェスタ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、奏音と南瀬の友達記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、頑張れ金沢競馬杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、金沢競馬餅つき杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で松戸政也騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6歳（2016年）

3月22日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフロイデハーモニーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をゲットした。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松戸政也騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松戸政也騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松戸政也騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた26戦目は、熊本地震被災復興祈念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で松戸政也騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスティルアボーイを次元の違う末脚で半馬身差し切って4勝目を手中に収めた。

6月14日、中1週で迎えた27戦目は、熊本地震被災地復興祈念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で松戸政也騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で松戸政也騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

10月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で松戸政也騎手（15戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で松戸政也騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で松戸政也騎手（17戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で松戸政也騎手（18戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた33戦目は、荒スポブログカップ（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で松戸政也騎手（19戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた34戦目は、ビックチャンス賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で松戸政也騎手（20戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

7歳（2017年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、雪割草・そばの市特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた36戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったフサリアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた38戦目は、青葉の湯涌特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（21戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインスマイルを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

5月30日、中2週で迎えた39戦目は、白峰まち並散歩賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（22戦4勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた40戦目は、県紙ひこうき大会特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた41戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（23戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた42戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（24戦4勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた43戦目は、安宅まつり特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（25戦4勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（26戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（27戦4勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。