アイガーテソーロ（2017年生、母アポロティアラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって4,428万円で落札された。

3歳（2020年）

1月25日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

5月23日、中7週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月9日、中6週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカガヴィクトリーに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、中2週で迎えた5戦目は、安平町畑の恵み賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のツウカイヴィータに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、登別市市制施行50周年記念特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、稚内ブランド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、えりも町ふるさと納税感謝特別（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4歳（2021年）

4月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、チューリップ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグラスホッパーに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、ハマナス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、タチアオイ特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のゴールドサブリナを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

9月1日、中2週で迎えた15戦目は、ムクゲ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月14日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、北海道厩務員会特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月26日、中1週で迎えた17戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月28日、中8週で迎えた18戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

5歳（2022年）

2月26日、中8週で迎えた19戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた20戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

6歳（2023年）

3月4日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた24戦目は、令和5年度さがけいば開幕賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた25戦目は、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルシャダンディに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた27戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

11月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた29戦目は、C2-19組（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた30戦目は、来年はJBC2024佐賀・門別開催賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

7歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた31戦目は、長楽萬年賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって4,428万円で落札された。

大垣敏夫厩舎（佐賀）へ入厩。

1月20日、デビュー戦は山下裕貴騎手を鞍上に据えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

2月17日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた33戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、一般C2 26（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2024年3月11日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。