オースミグリーン（1997年生、母ビバチャンス）

オースミグリーン（1997年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時13歳）と交配したビバチャンスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の当麻今摺米特別(一般B2-4)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、笠松牧場から「北海道7月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

7月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から28kg絞って迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンチャレンジカップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2001年）

5月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリークンクンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月9日、連闘で迎えた7戦目は、一般D1-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブロイエルヒンメルに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月30日、中2週で迎えた8戦目は、天馬街道特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井作男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセブンスヘブンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月20日、中2週で迎えた9戦目は、カペラ特別（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井作男騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケイケワッショイから5馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中3週で迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリスストームに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、三井グリーンランド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケイケワッショイから1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中3週で迎えた12戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットメモリーに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2002年）

4月29日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーナウからアタマ差の2着に惜敗した。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトタマミに3/4馬身の差をつけて制した。

7月4日、中2週で迎えた17戦目は、池田ビーフ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中8週で迎えた18戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（8戦3勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた19戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、新冠川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月14日、中3週で迎えた20戦目は、新冠町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、帯広川西農業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（10戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（11戦3勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2003年）

4月22日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（12戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキテールに4馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

5月22日、中3週で迎えた24戦目は、羊ヶ丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた26戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（15戦4勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、登別スパランド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた29戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（16戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた30戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（17戦4勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、カノープス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（18戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた32戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた33戦目は、太陽の瞳特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。