ゴーナウ（1997年生、母フェアリードール）

ゴーナウ（1997年2月23日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時14歳）と交配したフェアリードールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦13勝。主な勝ち鞍は2001年のさらべつ十勝幸福行特別(一般B2-4)。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

10月8日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

11月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた3戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

4歳（2001年）

5月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマートキングに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中5週で迎えた5戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコーベストに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラスナイパーに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2-3（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビーマイプリンセスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、さらべつ十勝幸福行特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（4戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシュジンコウに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5歳（2002年）

5月5日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、早来特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフクシャチョウに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月29日、中2週で迎えた10戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミグリーンをアタマ差制して圧巻の7連勝を決めた。

7月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、池田ビーフ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマサノチャーミングに8馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた13戦目は、さるふつホタテ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスズビッグスターに1馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。

10月30日、中9週で迎えた14戦目は、芽室メークイン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエクシードタイムに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6歳（2003年）

5月29日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユーコーエルに4馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

9月18日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、「ガンバ!日高」特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンバーイヤーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、シャクシャイン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイザンニッポンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月30日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦8勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。