スズビッグスター（1996年生、母シーズガットミュージック）

スズビッグスター（1996年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時11歳）と交配したシーズガットミュージックが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害4戦0勝、地方38戦9勝2着7回。2002年の新千歳特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

7月4日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオパールフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイエスコートに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

4月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、2000川崎スター賞2（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月7日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（2001年）

4月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、どさんこ騎手招待（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジュジョークから2馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中1週で迎えた14戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミハードからクビ差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、ふらのワイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイルオーに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

8月7日、中2週で迎えた18戦目は、JAふらのメロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモルフェロイをクビ差制して3勝目を掴み取った。

9月5日、中3週で迎えた19戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、賀張特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のツギタテヒカリに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、勇払特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

11月1日、中1週で迎えた23戦目は、富川特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月13日、中1週で迎えた24戦目は、平取軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた25戦目は、幾千世特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2002年）

4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、勇払特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた27戦目は、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた28戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの浦河アエル特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた30戦目は、ムーンライト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトランスフォーマーからハナ差の2着に惜敗した。

7月24日、中2週で迎えた31戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマサキングに3/4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

8月7日、中1週で迎えた32戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスボーイに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月21日、中1週で迎えた33戦目は、さるふつホタテ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーナウから1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた34戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミハードに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月18日、中1週で迎えた35戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーワイルドから半馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中3週で迎えた36戦目は、富川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワイライトラナイから1馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた38戦目は、静内川特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた39戦目は、新千歳特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアデライーデから3馬身差の2着に敗北した。

7歳（2003年）

4月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、門別町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴオカイキングをクビ差制して久々の実戦を物にした。

4月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた41戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた42戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（15戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた43戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（16戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた44戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（17戦5勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた45戦目は、ムーンライト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイワントンに2馬身半の差をつけて制した。

7月23日、中1週で迎えた46戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた47戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（19戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた48戦目は、プロキオン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（20戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。