ヤクモエンプレス（2000年生、母ヤクモジェイド）

ヤクモエンプレス（2000年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女帝」。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時17歳）と交配したヤクモジェイドが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の一般C5。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

8月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

11月8日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクグランジャーからアタマ差の2着となった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホットスタッフに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラボージョーから1馬身半差の2着となった。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビーンストークから半馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中0週で迎えた11戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で粂川京利騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシホウザンに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で粂川京利騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で粂川京利騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で粂川京利騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。