シゲルフゲンダケ（2006年生、母キルクー）

シゲルフゲンダケ（2006年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋長崎県『雲仙普賢岳』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したキルクーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦6勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C8。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月14日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリエッセンスをクビ差制して初勝利を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた9戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルコマガタケに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、ゆきぽっぽG.D.B杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のファストカントリーに約12馬身の大差をつけて3勝目を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、飲食店組合様ありがとう特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモベリッシマに約14馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2010年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクンチャンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノニケに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月14日、中5週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた14戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。