ドラゴンアウィン（1992年生、母レオステラー）

ドラゴンアウィン（1992年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボーザム（当時8歳）と交配したレオステラーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地21戦2勝2着1回、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

8月14日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、タヤススルガに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミスブラウニーに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（1995年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のブンブクエメラルドに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた11戦目は、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（6戦2勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

9月9日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の袖ケ浦特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（8戦2勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（9戦2勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4歳（1996年）

5月4日、約6か月半の休養明けで迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（10戦2勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月18日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上500万下の松戸特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の木更津特別（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた20戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノパトリックに約11馬身の大差をつけて久々に白星を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1997年）

2月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田口大二郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月23日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田口大二郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた26戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1998年）

10月24日、約17か月半の休み明けで迎えた28戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。