トーワアクター（1996年生、母トーワディステニー）

Towa Actor

1996.04.20

トーワアクター（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時6歳）と交配したトーワディステニーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月9日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、エイシンチカラオーにクビ差交わされて2着となった。

4月4日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

5月23日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミヤジマルスを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月11日、中4週で迎えた8戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（8戦1勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月30日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

12月10日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた15戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2001年）

1月21日、中5週で迎えた16戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリルファイターをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

4月28日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月2日、中2週で迎えた22戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2002年）

2月9日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた27戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。