ベルコルポ（2015年生、母スノードロップ）

ベルコルポ（2015年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美しい身体（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時10歳）と交配したスノードロップが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2019年のオッズパーク杯(一般B2四以下牝)。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月15日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

9月2日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

9月30日、中3週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったキスオンザグリーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ユーロジャイズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カノウムスビに交わされて1馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシトワイアンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2019年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスカイフロウジョンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中1週で迎えた11戦目は、曳山祭特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったティエンランに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（7戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスパイホップに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、シャイニングボルトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったホワイトフローラに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のC級クイーン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、エウチアーモに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた20戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた21戦目は、なかのとハロウィンイベント特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のオッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（16戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のジョインフォースをクビ差振り切って3勝目を掴み取った。

11月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般B1七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（17戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた25戦目は、令和元年台風第19号被災者支援（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、兼六園ライトアップ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（19戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5歳（2020年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、牝馬限定戦のチューリップ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、大阪転勤杯池田記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月14日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦のハナミズキ賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（20戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（21戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた31戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（22戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。