3歳未勝利

レース展開

アポロレイアが全馬を先導、その直後を進むアビームとヴィクトアリー

主導権を奪ったのはアポロレイア。リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にアビームとヴィクトアリーが並ぶ。2馬身以上離れて、ラベルベート、フラミンゴ、フロースヒルデらが4番手の好位につける。さらにその少し後ろ、ゴールドインレイとベルコルポは中団やや前。クインズオライリーは中団馬群の真ん中を追走。ガトーブリランテとウィキャンは中団後方の位置。アルファルミナスは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはブリオレットとトーアカグヤヒメ。どん尻にテイエムソレイユがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アポロレイアが力量差をアピールするかの様な盤石の競馬で初勝利を挙げる

先頭はアポロレイアでリードは2馬身以上。単独の2番手にテイエムソレイユが続く。少し間が空いて、アビームが3番手。1馬身離れて、ラベルベートとフロースヒルデが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、軽快に逃げ続ける1番人気のアポロレイア。そのままアポロレイアが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に9馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団の位置から矢のような伸びを見せたクインズオライリーが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から出色の末脚を発揮したテイエムソレイユが入った。そこから4馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたガトーブリランテが入線、さらに3馬身差の5着には、中団後方にいた15番人気のアルファルミナスが食い込んだ。2番人気のアビームは絶好位にいたが最後一杯になって13着に敗れた。