シトワイアン（2015年生、母キャメロンガール）

シトワイアン（2015年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「革命戦士（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時7歳）と交配したキャメロンガールが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。主な勝ち鞍は2019年の6月5日小松市大和町BAR橘OPEN記念(一般C1三)。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月4日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月24日、中8週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい17着に終わった。

10月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったニットウツバキに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンビリングスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったベルコルポに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したノーブルプロスパーに半馬身届かず2着に敗北した。

4月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた15戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコンノートヒューズに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、6月5日小松市大和町BAR橘OPEN記念（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は兼子千央騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオーミプレストを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

6月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた19戦目は、湯涌温泉氷室開き（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で兼子千央騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた22戦目は、金沢競馬で楽天スーパーポイント貯めよう賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、デルマタッシャデナに半馬身交わされて2着となった。

8月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた24戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた25戦目は、級ウイナーズカップ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は兼子千央騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。