ネイチャータイム（2015年生、母ベルモントレーヌ）

ネイチャータイム（2015年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時16歳）と交配したベルモントレーヌが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川欽一。主な勝ち鞍は2019年の一般C1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中川欽一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、井上修一によって324万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月10日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

7月15日、中4週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月11日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3歳（2018年）

2月18日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

4月18日、中5週で馬体重を前走から30kg戻して迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアッシュバーナムに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1500m 内回り晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、NOSAIみなみ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したニットウハルキに半馬身届かず2着となった。

8月2日、中1週で迎えた15戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、富山出身亮平賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイビーナスに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、鶴沼ワインフェス特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、スイレン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた18戦目は、上川町大雪そば特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったペイシャガンセにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月25日、連闘で迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、カラマツ特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、プルメリア特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

4歳（2019年）

3月25日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、春風賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた23戦目は、ライラック賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、アイスランドポピー賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラボーウォームを豪快な末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、リバースター賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた27戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、幽玄洞賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた28戦目は、橋野鉄鉱山賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた29戦目は、グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月28日、中1週で迎えた30戦目は、四十八坂賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた31戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、西和賀弁天島賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月1日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた33戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた36戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン2（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。