トチノマドンナ（1986年生、母トミカワシルバア）

トチノマドンナ（1986年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時11歳）と交配したトミカワシルバアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は冨士元永次。戦績は、地方25戦11勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の新潟平成カップ。

経歴

デビュー前

小出雄司厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1988年）

7月24日、デビュー戦は今平弥騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトチーコに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月26日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今平弥騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンセンプーに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今平弥騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1989年）

1月20日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今平弥騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンシズヒロオーに3馬身の差をつけて優勝

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の黒髪特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今平弥騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトチノアローから1馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、中2週で迎えた6戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノランボーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中5週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は今平弥騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨンボルフに半馬身の差をつけて優勝

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今平弥騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヨンボルフから2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の華厳賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今平弥騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた10戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今平弥騎手（8戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヨンボルフから2馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今平弥騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマイチバンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のとちぎアラブ王冠（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今平弥騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロツバサをハナ差制して制した。

4歳（1990年）

2月24日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、水仙特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今平弥騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた14戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今平弥騎手（12戦6勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた15戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今平弥騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のロシニオールに2馬身の差をつけて優勝

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、若葉賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で今平弥騎手（14戦7勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた17戦目は、あやめ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今平弥騎手（15戦7勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で今平弥騎手（16戦7勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングハンターをハナ差制して8勝目を手中に収めた。

9月2日、中1週で迎えた19戦目は、りんどう特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今平弥騎手（17戦8勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングハンターに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中4週で迎えた20戦目は、新潟平成カップ（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で今平弥騎手（18戦9勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカスミリユウに半馬身の差をつけて優勝

11月25日、中6週で迎えた21戦目は、報知杯（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で今平弥騎手（19戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた22戦目は、とちぎアラブ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で今平弥騎手（20戦10勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1991年）

1月6日、連闘で迎えた23戦目は、新春特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で今平弥騎手（21戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノラツキーに5馬身の差をつけて優勝

2月24日、中6週で迎えた24戦目は、栃木放送杯（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で今平弥騎手（22戦11勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノゴールドから1馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた25戦目は、東スポ新聞社杯（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で今平弥騎手（23戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。