シゲノボーイ（1988年生、母ホールドシヤトー）

シゲノボーイ（1988年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時19歳）と交配したホールドシヤトーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市正牧場。戦績は、中央平地18戦0勝2着1回、地方32戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の涼風特別(C1一)。

経歴

デビュー前

浜月睦生厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1990年）

12月21日、デビュー戦は大友勝利騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1991年）

1月28日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

3月27日、中7週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンホマレから半馬身差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホージドリンクからクビ差の2着に甘んじた。

4月26日、連闘で迎えた5戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホージドリンクからハナ差の2着に甘んじた。

5月28日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキプリンセスから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミッキーコアレスをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダービージュニアスに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月19日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカントートップからクビ差の2着に甘んじた。

9月26日、中4週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（9戦2勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、金鐘温騎手を鞍上に迎えて、雪岳山特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウアイティーから2馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中4週で迎えた15戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、ベストステッキ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（10戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1992年）

2月16日、中6週で迎えた17戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハナワミワをハナ差制して勝利をモノにする

4月20日、中8週で迎えた18戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、さくら特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月11日、中9週で迎えた20戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフアストボーイに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、連闘で迎えた21戦目は、冥王星特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた23戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（1993年）

1月24日、中5週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた28戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田島信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月22日、中9週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は村本善之騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた35戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒシカツリズムに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は田島信行騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6歳（1994年）

4月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた41戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた42戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビンゴモルトから2馬身差の2着となった。

7月4日、中3週で迎えた44戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた45戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月1日、中1週で迎えた46戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた47戦目は、はづき賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋久輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月11日、中3週で迎えた48戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた49戦目は、ながつき賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた50戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。