ダービーガンマン（1985年生、母ダービーワルツ）

ダービーガンマン（1985年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインターメゾ（当時19歳）と交配したダービーワルツが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方40戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の東北騎手招待(B1)。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

10月11日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったポタリングに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

3歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメゾフォルテに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月1日、中5週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4歳（1989年）

4月2日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、若草賞（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた12戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木春雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木春雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木春雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg減らして迎えた17戦目は、一般B1ハ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木春雄騎手（6戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラセブンオーから半馬身差の2着となった。

10月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月15日、中2週で迎えた20戦目は、三面川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中0週で迎えた21戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた22戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1990年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のニユーフレツシユに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラセブンオーに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ハ（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、東北騎手招待（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンファイターに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月16日、中1週で迎えた27戦目は、新緑特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリユウタカオーから半馬身差の2着となった。

9月10日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（1991年）

4月6日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロワエデンから3馬身差の2着となった。

4月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般B1ハ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉進騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた35戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた41戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（1992年）

1月3日、中3週で迎えた43戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた44戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた45戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、東北騎手招待（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた46戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリノサウスから半馬身差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた47戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた49戦目は、松川史朗騎手を鞍上に迎えて、一般B1ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松川史朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。