マイルドジョーク（1997年生、母ヘイセイマドンナ）

マイルドジョーク（1997年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクエストフォベスト（当時7歳）と交配したヘイセイマドンナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦10勝2着2回。2000年の佐賀菊花賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大島静夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

10月11日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るディナークルーズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイセイウルフを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

3歳（2000年）

5月13日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャインフレッシュに約12馬身の大差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーグランディに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月25日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダミスタージョウを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワッキーフェザーに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月3日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（7戦5勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワッキーフェザーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェンツサファリに4馬身の差をつけて制した。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（10戦7勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（11戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレジェンドウインドに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（12戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオリオンザオリオンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、東北地区騎手招待特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（14戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島克也騎手（15戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリンデンアトムを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月28日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で鮫島克也騎手（16戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイシノナイトを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で鮫島克也騎手（17戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた21戦目は、バーベナ特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（18戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた22戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（19戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

5歳（2002年）

1月5日、中1週で迎えた24戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月23日、中6週で迎えた25戦目は、バイオレット特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。