ハデスキーパー（2018年生、母ムニン）

経歴

デビュー前

3歳（2021年）

4月25日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンライズグリットを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

8月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月30日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトノインパルスを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月24日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のホッコーマイサンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月12日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るモリデンワールドを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、しし座特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラッシュワンに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月28日、中4週で迎えた9戦目は、ニュートラック福島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のポッドアワーズに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポールネイロンに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、ニュートラック松山賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったアエノブライアンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月31日、中3週で迎えた12戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月29日、中7週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、フジテレビ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオルトスラッガーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2023年）

4月17日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、プリマヴェーラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、緑風賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサブノハクタカをアタマ差振り切って8勝目を収める

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1三（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したアエノブライアンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月11日、中6週で迎えた17戦目は、ルビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（10戦7勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウェイキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

9月6日、中7週で迎えた18戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、S1の東京記念（大井ダート2400m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた19戦目は、イヴニングスター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（11戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラブリーホライズンを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

11月17日、中5週で迎えた20戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月31日、中5週で迎えた21戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（12戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったナンセイホワイトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2024年）

2月26日、中7週で迎えた22戦目は、ブリリアントカップトライアル（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（13戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。