サンライトオペラ（1998年生、母ヒメハヤブサ）

サンライトオペラ（1998年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時10歳）と交配したヒメハヤブサが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、地方18戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハヤシファームから「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、酒井祐三によって525万円で落札された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月30日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、6着を確保した。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシャイニンググラスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トーセンエキコに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグッドメーカーを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2002年）

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、たて座特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のジューンブライド特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた18戦目は、おとめ座特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた19戦目は、りゅう座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、柴又特別（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

10月9日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた23戦目は、フェニックス特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月17日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、大観峰カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったモンテクラウンから1馬身半差の2着となった。

1月21日、中2週で迎えた26戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月1日、中5週で迎えた27戦目は、新冠特別（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は河野直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた28戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。0着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた29戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、エフエム中九州特別（荒尾ダート1900m 小雨/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた31戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた32戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。