コウユーゲキソウ（1999年生、母タケノアンゼラ）

コウユーゲキソウ（1999年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したタケノアンゼラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武岡農場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

7月14日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

3歳（2002年）

2月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた2戦目は、G.ビエトリーニ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切り、3着を確保した。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンツヨシオーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

4月13日、中4週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月23日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り18着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4歳（2003年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、名古屋チャレンジカップミネルヴァ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は服部剛史騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月29日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月5日、中4週で迎えた11戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンアッチソンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーライトニングから半馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアラバンサをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

6月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウシェリフからクビ差の2着に惜敗した。

8月2日、中4週で迎えた16戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニコルボーイから2馬身半差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、中西騎手10000回騎乗おめでとう特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、西川君1400勝おめでとう特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた20戦目は、高橋大輝誕生2周年記念特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。