スティルファスター（2004年生、母マーキーソロン）

スティルファスター（2004年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「まだ速い」。毛色は芦毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したマーキーソロンが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 14。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

5月6日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。馬体重は526kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

7月22日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

9月29日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた7戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2008年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンデインに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 16（福山ダート1250m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジギースターダストから1馬身差の2着に敗北した。

1月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2-18ロ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッドメイデンに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月3日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナミノオトに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-10ハ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野田誠騎手（10戦3勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で野田誠騎手（11戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で野田誠騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。