ナミノオト（2004年生、母クアンザ）
Namino Oto
2004.04.11
ナミノオト（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「波の音」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時14歳）と交配したクアンザが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方54戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年のドリームジョッキーズカップ第一戦(一般C2-6)。
経歴
デビュー前
相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2006年）
11月11日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。
3歳（2007年）
1月27日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。
2月24日、中3週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。
5月4日、中9週で馬体重を前走から38kg戻して迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大樹&絵梨結婚記念（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月13日、連闘で迎えた6戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジンミサキから1馬身差の2着となった。
6月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジンミサキからハナ差の2着に甘んじた。
6月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスグリスピンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
7月28日、中2週で迎えた11戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月7日、中7週で迎えた13戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月28日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーインパクトから3馬身差の2着となった。
11月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月25日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートベルから2馬身半差の2着に敗北した。
12月16日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（2008年）
1月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
1月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月3日、中2週で迎えた22戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスティルファスターから1馬身差の2着となった。
2月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-15ロ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のペプチドホマレに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
2月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラードロロフティーをクビ差制して優勝
3月9日、中2週で迎えた25戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウジンミサキをクビ差制して勝利を手中に収めた。
4月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月29日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月27日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-11イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノリンダリンダからクビ差の2着となった。
8月15日、中2週で迎えた35戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
9月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
9月21日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンタージェイピーから1馬身半差の2着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月12日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2-8ロ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月3日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月23日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月30日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた42戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイチバクシンに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
5歳（2009年）
1月3日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月12日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2-7イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた46戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、ドリームジョッキーズカップ第一戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノマーキュリーをクビ差制して勝利を手中に収めた。
2月7日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビービーバイラに4馬身の差をつけて7勝目を収める
2月22日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクエクリプスをクビ差制してファンの高評価に応えた。
3月15日、中2週で迎えた49戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（12戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボルガに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月19日、中4週で迎えた50戦目は、一般B5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（13戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラナイトに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
5月5日、中1週で迎えた51戦目は、菖蒲特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（14戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月23日、中2週で迎えた52戦目は、吉田一昭盃（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（15戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンペルワンに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
6月13日、中2週で迎えた53戦目は、くちなしの花特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（16戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた54戦目は、つゆくさ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた55戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（17戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月2日、中2週で迎えた56戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、しらゆり賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた57戦目は、夕顔特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月6日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた58戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、われもこう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。