ミギーフェイス（2019年生、母オールアイキャンセイイズワウ）
Miggy Faith
2019.04.26
ミギーフェイス（2019年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時6歳）と交配したオールアイキャンセイイズワウが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2022年のマーチフラワー賞 JRA選。
経歴
デビュー前
1歳のとき、パカパカファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、STレーシングによって1,210万円で落札された。
新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
6月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
7月24日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
10月2日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
10月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
10月31日、連闘で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
12月19日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
12月25日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。
3歳（2022年）
1月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
3月3日、中7週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞 JRA選（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモンバイトに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4月17日、中5週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。
7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
7月23日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
10月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、カシオペア賞（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、スウィートブルームに半馬身交わされて2着となった。
11月20日、中4週で迎えた15戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。
2022年11月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4歳（2023年）
1月23日、中8週で迎えた16戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、ウェルカム2023賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。
2月22日、中3週で迎えた17戦目は、日向坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
3月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、オフト京王閣賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた20戦目は、新助坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原涼太騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。
5月10日、中2週で迎えた21戦目は、神楽坂賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原涼太騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
5月24日、中1週で迎えた22戦目は、桂坂賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原涼太騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦の夏木立賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原涼太騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
6月26日、中2週で迎えた24戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。
8月2日、中2週で迎えた26戦目は、クレイジーソルト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（9戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた27戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた28戦目は、南部坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた29戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、紫苑賞（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
11月3日、中5週で迎えた30戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2五 B3六（大井ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、パカパカファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、STレーシングによって1,210万円で落札された。
堀千亜樹厩舎（大井）へ入厩。
12月9日、中3週で迎えた32戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（12戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた33戦目は、檜坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（13戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
5歳（2024年）
1月25日、中3週で迎えた34戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
2月14日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
2月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（14戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったユイノザッパーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
2024年3月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。